撮影 2010年5月18日 つくば植物園撮影 2013年5月17日 つくば植物園 撮影 2010年3月11日 つくば植物園


アリドオシ (蟻通し) 別名:イチリョウ(一両)

学名:Damnacanthus indicus    アカネ科 アリドオシ属

・ 原産は日本、朝鮮半島、台湾、中国など東アジア。常緑小低木。
・ 日本での自然分布:本州(関東以西)、四国、九州、琉球。
・ 薄暗い林下に生える。
・ 花期は、5月。
・ 花の色は白。筒状で先は4裂しています。
・ 花の長さ約1.5cmで、葉腋または枝先に1、2個ずつ付きます。
・ 葉は卵形、革質で先は鋭く尖っています。
・ 葉は対生し、葉腋に1対の細長いとげがあります。
・ 葉は長さ1cm〜2.5cm、とげも同じぐらいの長さです。
・ 葉が枝から水平に広がり、それに対して棘は垂直に伸びる。
・ 果実は直径5mmほどの球形の液果で10月頃に赤く熟します。
・ 果実の先端には萼片が残ります。
・ 主茎はまっすぐに伸び、側枝はよく二叉分枝しながら横に広がり、独特の樹形となる。
・ 樹高:50cmほど。
・ 用途:鉢植え、飾り物。
・ 名前の由来:針の鋭さが蟻をも刺し通すほどだということから。

*縁起物
 赤く熟した果実が翌年の花期まで残ることから、「年中有り通し」→「蟻通し」の音が通じ、
 センリョウ、マンリョウと共に飾り、「千両、万両、有り通し」といって縁起ものとされています。

*万両、千両、百両、十両、一両と呼ばれるのが、
マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)、ヤブコウジ(十両)です。
カラタチバナが百両、アリドオシ(蟻通し)がイチリョウ(一両)です。

    
 
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